2006/08/12
JICAが実施しているプログラムの中に、「青少年招へい事業(THE JAPAN YOUTH FRIENDSHIP PROGRAMME)」というのがある。

開発途上国の国造りを担う青年を日本に招き、専門分野についての研修および同じ職種を中心とする日本人との交流を行う事業です。開発途上国の国造りを担う人材を育成するとともに、お互いの理解と信頼を深め、友情を築くことを目的としています。招へい期間中のプログラムは、専門分野の研修、合宿セミナー、ホームステイなどを行います。』といった事業だ。


今年の2月に、自分が推薦した同僚のRoseが日本へ行ったのも、この青少年招聘制度である。フィリピンでも、毎年このプログラムが実施されており、実は赴任最後の置き土産として、もう一人の優秀な同僚・Royに今年度の参加を薦めてきた。推薦状や申請書類を全て渡して、自分は帰国したのだ。本人にやる気があり、さらに選考に通れば、来年は彼が日本にやってくることになる。
その後、どうなったか知らないので、メールで聞いてみようかな。


さて、そんな折、JICAから青少年招聘制度の合宿セミナーの案内が届いた。
日本で受け入れる立場となり、各国の若者とディスカッションや文化交流を2泊3日で行うらしい。協力隊の中にも、隊員に参加する前にこのプログラムに参加したという人を何人も知っている。自分もかつてフィリピンの同僚をこのプログラムに推薦した経緯もあり、とても興味がある。

今回、案内された受入グループは、アフリカ混成・アフガニスタン・ネパールとなっている。対象の分野が教育系ということで、自分は適任ではないとも思うので、迷っている。また、近いうちに「フィリピン」とか「情報通信分野」が案内された時に応募しようかと思う。
昔の自分なら、こういうのに参加することはなかっただろうに、少しずつ考え方が変わっているのだろう。


ちなみに、青年海外協力隊の「体験談&説明会」の依頼も最近、頻繁に届くようになった。おそらく、帰国直後の隊員のほとんどに送付されていることだろう。自分の場合も、応募前にこの説明会に参加して、隊員OB/OGの方々の貴重な体験談を聞かせてもらった。協力隊に応募するかしないか迷って、この説明会に参加する人は、応募を決断するための大きな要素となることだろう。

興味があるが、そんな責任の重いことはちょっと・・・という感じだ。


【関連エントリ】
 ●同僚の日本行決定
 ●同僚が日本に行く
 ●Roseが大阪へ
 ●同僚からの写真へ
 ●同僚が日本から帰国

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| 帰国後 | 2006/08/12 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
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