入国拒否者
2006/06/13
フィリピンの現地ニュースより抜粋。
3月までの入国拒否、388人に比国入国拒否者の三分の一が日本人・・・。 真相は分からないが、よく言われるのが「暴力団や犯罪者が“高飛び”で使う国No.1は、フィリピン」。日本から近い国っていうのもあるが、一度入国してしまえば、ぶっちゃけ何とでもなる。その通りだと思う。 でも、そんなフィリピンも年々規制が厳しくなってきたようだ。 特に、“小指がない人”や“入れ墨がある人”は、例えそれが観光目的であっても入国を拒否されるらしいので、これからフィリピンに行くという方は気を付けてください。 って、誰に言っているんだろう...。 |
シニガンを作る
2006/06/11
シニガン(Sinigang)
「シニガン」とは、フィリピン料理の一つで、魚介類や肉を具とした酸味のきいたスープ。 フィリピン赴任中、数々のフィリピン料理を食べたが、一番好きだった料理である。 酸味のもとはタマリンドと呼ばれるモノ。 日本ではほとんど知られていない。でも、日本人には好みの味だと思う。この味を説明する時は、よく「タイ料理のトムヤンクンから辛さを抜き、酸っぱさだけが残ったスープ」と言っている。何となく、想像できますか? フィリピンでは、このシニガンのスープの素を売っている。 帰国前、ドライマンゴーとともに、この「シニガンの素」を大量に買って帰ってきた。もちろん、お土産用ではなく、自分用に。シニガンが恋しくなったら、いつでも自分で作って食べられるように。 そして、この週末、友人を我が家に招きフィリピン料理をご馳走することに! そして、「海老のシニガンスープ」を8人分作って、皆に振る舞うことにした。 当然ながらフィリピンにいる間は、いつでもどこでも安く美味しいシニガンを食べることができたので、自分で作ってみる機会はなかった。果たして味の方は大丈夫だろうか・・・。 本場モノとは見た目がちょっと違う気がするが… まぁまぁな出来栄え。 懐かしいあの酸味のきいたスープ! 本場のシニガンと比べて、ちょっと酸っぱ過ぎた気もしたが、評判は上々だったと思う。 集まってくれた皆がこのシニガンを気に入ってくれたようだ。 失敗しないでよかった。 これでまずいのを出したら、誰もがフィリピン料理に対して抵抗感を持ってしまう…。 シニガンの作り方レシピはこちらで↓ 続きを読む >>> |
W杯より交流戦
2006/06/09
2006 FIFAワールドカップが開幕した。
世間ではW杯一色のようだ。 また、4年前のようなことが起きるのだろうか。 「にわかサッカーファン」が急増する時期。 普段サッカーなんて、プレイどころか観戦すらしないのに、このW杯の期間中だけ狂ったように盛り上がる。あたかも、自分がサポーターかのように。別に個人の勝手だと思うが、そういう輩には腹が立つ。「W杯終了後もJリーグを見ますか?」と聞いてみたい。でも、そういう人たちに限って、「日本代表ファンなのよ!」とか返ってくる...。 あまり関心はないが、日本戦の時に家に居たらテレビで見ようかな。 (「テレビで観戦しないなんて非国民だ!」、なんてアホなことを言われたことがある。) ブラジルにはまず勝てないとして、予選リーグ突破の可能性はどのくらいあるのだろうか。 さて、そんなことより、いま『プロ野球 セ・パ交流戦』が熱い。 36試合のうちの約4分の3を終えて、東京ヤクルトと千葉ロッテが同率首位(6/9現在)。 結果、コチラ。 この交流戦は本当に面白い。これまで日本シリーズでしか実現しなかったセパでの真剣な対戦が見られるので。今年は、既に2試合を神宮球場で観戦している。交流戦が始まるまでは下位に沈んでいた東京ヤクルトが急上昇し、断トツ首位だった讀賣が勢いを失いつつある。昨日は西武の松坂が、プロ初ホームランを甲子園で打っている。 交流戦は来週の日曜日(6/18)まで続く。 もしかしたら、最終3連戦の「東京ヤクルトvs千葉ロッテ」が優勝決定戦になるかもしれない。これは、神宮に掛け付けるしかないな。 W杯日本代表も頑張って欲しいが、 それより何より、古田監督とスワローズの選手達、頑張れ! |
シボレー来たる
2006/06/08
先週注文した自転車が到着した。
折りたたみ自転車。 フィリピンで乗っていた“なぎさ2号”と同じく、赤い奴。 その名もシボレー(CHEVROLET)! 段ボールに折りたたんだ形で送られてきた。 箱から出し、説明書を読みながら組み立ててみる。 実は折りたたみ自転車に乗るどころか、触るのも初めて。 18インチって、もっと小さいと思っていたら、予想よりもタイヤが大きかったので安心。最初だから苦戦しながらも、何とか組み立て完了。なかなか、かっこいいじゃない! CHEVROLET シボレー CHEVY FDB186-OT 6段ギアにリアも付いている。 重量は16kgと、少し重い。 2度・3度、折りたたみと組み立てをやってみると、すぐに慣れてくる。 何たって三箇所のレバーを外していけば、簡単に折りたためるのである。 30秒もかからず、折りたためることが分かった。 折りたたむとこうなる1 折りたたむとこうなる2 これで、行動範囲が広がる。 まずは週末に街を走ってみよう。 そして、多摩川の土手も走ってみよう。 末永くよろしく、シボレー君。 色々なところに連れて行ってあげる。 |
気になる比ニュース
2006/06/05
帰国して早2ヶ月が経とうとしている。
日本に社会に馴染み始め、そろそろフィリピンのことが忘れ掛けつつある時期だが、それでもフィリピンに関するニュースや出来事には興味関心がある。 毎日、日本語で配信されるフィリピンに関するニュースのメルマガがある。 会社のメールアドレスにもこのメルマガを配信登録し、時間を見付けてニュースを読んでいる。 これからも、気になるフィリピノ・ニュースをブログで取り扱おうと思う。 ニュースを見て、批判するのは簡単なこと。この手の類のニュースは突っ込みどころ満載なので。。。批判をするだけではなく、多角な視点から見ていきたい。 で、早速だが、興味深い記事を見付けた。 国民の識字率84%去年の結果とほぼ同じ。 任期中に読み書きができない何人かの大人に会ったことがある。 識字率を伸ばすというか、改善するには時間が掛かるだろうな、と思う。 そもそも何故に過大評価する必要があるんだろう...。 見栄?! さらに記事は続く。 03年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)で数学の全国平均点数は378点と世界の平均より89点、最高点のシンガポールからは227点も低い。理数科教師の隊員に言わせると、フィリピンの数学のレベルは驚くこと低いらしい。高校生でも分数の計算ができない生徒が多々いる。それは、もちろん教師側に問題があって、本当に授業の内容を理解して、計画立てて毎回の授業を実施している先生は少ないそうだ。そのために、数年前からフィリピンでは協力隊の理数科教員研修プロジェクトが入り、何人もの隊員が活動している。 それにしても、シンガポールに追いつくまで四半世紀とは・・・。 教育省は、大学卒業で情報通信技術(ICT)関連企業の就職希望者はわずか2%−7%で、彼らが完全に戦力になるまでに3カ月間の訓練期間が必要であるとしている。まぁ、これは日本のSEの場合でも、新入社員としてOJTを経て戦力になるまでには2年という期間が掛かるというし、そう大した問題ではない。そもそも、現地での就職口が非常に少ないというのが問題ではなかろうか。 保健省は、ビサヤ地方の開業医で能力テストに合格したのは54%だと指摘した。患者を正しく検診しているのは56%、薬を正しく投与しているのは42%、呼吸器患者に正しく酸素を供給しているのは45%だとしている。これは、問題大ありだ。 つまり、具合が悪くなって病院にいっても、その病名が分かる確率は5割ちょっと。そして、その際に出された薬は6割の確率で間違った薬ということになる。これじゃ、自分の命を預ける医者に対して、信頼感は到底持てたものじゃない。 こんな感じで...。 |