領事館へ初訪問
2005/07/23
先日のパーティーでお会いした元協力隊員でもある領事の方に依頼され、領事館にあるパソコンの面倒をみることになった。
他の隊員にも会って話をしたいとのことだったので、前日に近郊の隊員に連絡。また、自分一人では解決できない可能性もあるので、他のコンピュータ技術隊員にも来てもらうことにした。 11時にMarriott Hotelで待ち合わせ。 結局、5人の隊員が集まることになった。 ランチまでは時間があるので、ホテルのプールサイドでマンゴーシェイクを飲みながら、領事とお話をする。領事の隊員時代の話、調整員時代の話、我々の活動内容、そしてセブのことフィリピンのことなど。 その後は、ホテルのレストランで豪華食事。 昼からビールも呑む。 ご馳走様でした。 そして、ようやく在フィリピン日本大使館・セブ駐在官事務所(Consular Office of Japan in Cebu)へ。 正直、セブの領事館がどこにあるのかさえ知らないほど、これまで縁がなかった場所。そんな場所でパソコンの設定のお手伝いができるなんて、滅多にあることではない貴重な機会である。 我々一同、興奮。 今回の依頼内容は、無線LANを使ってインターネットに接続すること。 元々、領事館には無線LANで他のPCが繋がっているのだが、領事のPCがどうしても接続できないとのこと。フィリピン人技術者を呼んではみたが、日本語OSという弊害がありうまくいかなかったとのこと。S隊員・U隊員と共に1時間以上も「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤しながら、何とか無事に接続することができた。原因は小さいことだったのだが、解決できて本当に安心した。3人もコンピュータ技術隊員がいて、「ごめんなさい、解決できませんでした」では、情けないと思っていたので...。 領事からとても感謝され、また問題が生じたらすぐ駆け付けると約束した。 配属先から領事館はとても近いし、少しでも役に立つことができたら嬉しい。 夜は隊員6名とU隊員の友人とイタリアンでお食事会。 皆の要望もあり、夕食後は水タバコが吸えるシーシャ・バーに場所を移す。 水タバコとビールでけっこう酔ったな。 楽しい休日でした。 |
新スポット誕生
2005/07/22
最近、セブに新スポットが誕生した。
その名も「Banilad Town Center」。 ショッピング・モールと言うよりも、レストラン・モールに近い。 今まで、何度も素通りしていたけれど、ようやく今日行くことができた。 仕事が終わった後、同僚4人と一緒に車でBanilad Town Centerへ。 さすが金曜の夜だけあって、駐車場の車も人もたくさんいる。 それほど大きくはないが、高級感があり、お洒落な雰囲気。 まだオープンしていない店もあるが、お洒落なレストランやカフェを中心に様々な店が入っている。入り口にはタイ料理屋、その隣はエセ日本食屋「Rai-Rai-Ken」や「Bo’s Coffee」など。以前、配属先に配達を依頼したピザ屋「Yellow Cab」もある。“イエロー・キャブ”と言うと日本の某芸能プロダクションを思い浮かべる人が多いと思うが(そんなことない?)、アメリカの企業らしくピザが美味。ここのピザは本当にお薦め。 2階には本屋・雑貨屋・ボクシングジムがある。 中でも同僚達が関心を持ったのは、最新のMacやiPodがラインナップされている「iSotre」。もちろん買う意志はないのだが、興味津々で操作したり店員とお喋りしたりしていた。 今日は、何かのイベントの日なのか、駐車場の一角で野外コンサートが行われていた。夕食後、そのコンサートを30分程見て、皆と別れた。 まだまだ未完成のモール。 セブに数ある他のショッピング・モールと比較しても、あまり目新しいことはないように感じたが、暇な休日にブラブラするにはいいかもしれない。オフィスからも近い場所にあるし、また行ってみよう。 |
平均寿命36歳の国
2005/07/20
訓練所(NTC)の同期で、ジンバブエに派遣されているHiraのブログで、平均寿命に関するエントリを読んだ。
長寿国は日本の82歳、アイスランド 並びにスイスの81歳、オーストラリア、スエーデン、カナダ、イタリア、フランスの80歳。逆に最短はジンバブエの36歳、ザンビアの38歳、マラウイの 40歳、シエラ・レオネの41歳、アンゴラの42歳。 日本は、平均寿命が世界一の国。 さらに、男性の平均寿命78.4歳、女性の平均寿命85.3歳も共に世界一である。 自分が日本国民の平均寿命まで生きられるとすると、これまで生きてきた年月の2倍の期間を生きることができる。つまり、まだ人生の3分の1(えっ、もう3分の1?)ということになる。偶然なのか運命なのかは分からないが、こんな世界一の国のもとに生を授かったことを感謝し幸せに思わないといけないだろう。 しかし、アフリカの国々に目を移すと、国民の平均寿命が36歳とか38歳だったりする。 もし自分がジンバブエ人だったら、あと10年も生きられずに寿命を迎えてしまうことになる。 日本の36歳と言えば、日本経済を支える現役バリバリの戦士であろう。 (古田捕手や工藤投手といった現役プロ野球選手の方が年上となるわけだ) これらアフリカの国々で平均寿命が極端に低いのは、飢餓・貧困のために乳幼児の4人に1人が死んでいくということが大きな理由である。妊娠や出産に伴う女性の死亡率も高い。また、エイズやマラリアなどの感染症も蔓延している。 もちろん、「36歳」という数字は統計的な値であって、長生きしている人もいるだろう。それでも、この「平均寿命36歳」という事実は、頭をガツンとやられたような衝撃を覚えた。 協力隊に参加する前、日本で普通に生活を送っていた頃よりも、発展途上国のことを考えるようになったし、理解しているつもりでいた。赴任後は、フィリピンのスクワッター(不法占拠者)エリアと呼ばれる貧困地域に入り、街を実際にこの目で見て、そこの住民と接したこともある。この時も大きなショックを受けたが、世の中にはもっと過酷な環境があるんだということを痛感した。 微力ながら、何かできることはないのか。 そんなことを再びじっくり考えてみようと思う。 ちなみに、フィリピンの平均寿命は68歳で世界79位(2002年調べ)。 自分の予想よりも、高かった。 |
高校生向けトレーニング
2005/07/19
昨日から新たな研修を受け持つことになった。
高校4年生(フィリピンには中学校は存在しない)を5日間、面倒見ることになる。 隣のLapu-lapu cityにある私立高校が、「Senior Internship Program」の一環で毎年行っているOn the Job Training。学生が政府機関や民間企業に派遣され、1週間トレーニングを受けたり業務の手伝いを行ったりする。我が配属先にも、おそらく選抜されたであろう生徒が数名やってきた。 どうして、この私立高校だけがこのインターンシップを実施しているのかは分からない。ただ、同僚によると「この高校はセブ近辺の私立高校の中でもエリートで、授業料も高い。皆、裕福な家庭の子供だよ。」と皮肉たっぷりに言っていた。 そんな高校だけに設備も充実しているのだろう。 基本的なパソコンの操作や、Word/Excel/Powerpointは普通に使いこなせる。 先月のトレーニングで、ほぼ初心者に近いおじちゃんやおばちゃんを指導した時と比べると、全然進捗度合いも理解度も違う。事前に考えていた計画よりも、かなり早く進んでいる。 こっちから「何を学びたいか」と聞いても、あまり明確な返答をしてこない。 質問の仕方が抽象的過ぎるのだろうか。金曜日まであと3日あるので、今日の夕方に同僚と相談し、同僚が現在行っているプロジェクトのお手伝いをさせようと思う。演習はあれど研修だけはOJTとは言えないし、そもそもこのインターンとして勤務するからには、業務に入ることに意味があると思う。 せっかくの機会だから、色々な経験ができるよう考えてみようと思う。 まだ、15,6歳である高校生が実務を体験できるのは、とても素晴らしい試みだと思う。受け入れる機関や企業の理解も必要なので、そう簡単にいくことではないと思うが、どんどん機会を増やして欲しいと思う。日本の高校でも、インターンシップを導入している所も増えてきていると言うし。 ちなみに、今週は毎日8時にオフィスに行かなくてはならない。 正直、しんどい。 |
ブログの整理
2005/07/17
ブログを体裁を整えてみた。
スキンのソースをいじくり、見栄えを若干変えてみた。 最近は、ほぼブログだけの更新になってしまっているので、「JOCV セブねっと」本体のサイトのトップページにブログを表示するようにも変更した。 また、PING送信先(PINGサーバーを保有するサイトに自分のブログの更新状態を送ること)を大幅に追加。 ちょっとした気分転換。 |