セブはアロヨ支持
2005/07/16
アロヨ・フィリピン大統領の支持派による集会が16日、マニラ中心部のリサール公園で開かれ、AP通信によると12万5000人が集まった。ここ最近、この手のニュースばかり目にする。 この1週間、反アロヨ派とアロヨ支持派が大規模なデモを実施し、フィリピンの国政が荒れている。現地テレビでもマカティからの中継を流しており、オフィスでそれを見ていた。それにしても、12.5万人とはすごい。 一体、いつまでこの騒ぎは続くのだろうか。 アロヨ大統領は辞任しない意向を表明しているので、もうしばらく続きそうな気する。また、「抗議者が国家を転覆させようとすれば、あらゆる手段を講じて戦う」と言っているので、経済ばかりでなく治安まで悪化しそうだ。クーデターが起きると、毎週のように噂されているし...。 さて、ここセブでは大統領支持派が大多数。 街では、大統領を支持するポスターや横断幕をたくさん見掛ける。 そして、金曜日には街頭パーティーが開催されたらしい。 セブにいるアロヨ大統領の支持者は金曜日、トーチ・パレードと街頭パーティーを開催して、渦中の大統領への支持をユニークな方法で表現すると発表した。「団結の祭典」と名付けられた 金曜日の活動テーマは「大統領を支持する、ひとつの声、ひとつのセブ、ひとつの国家」だという。だそうだ。 詳しくは知らないが、パーティー(何故にパーティー?)を行ったらしい。 来週は、どんな方向に話が転がるのだろうか。 |
英語の発音
2005/07/14
NHKの『英語でしゃべらナイト』で、次回「フィリピンでしゃべらナイト」が放送されるらしい。
残念ながら、うちでは見ることができない...。 アジア一の英語大国フィリピンから緊急報告。米企業の英語コールセンターがなんとフィリピンに!そのオペレーターを養成するのは、1ヶ月で完璧なアメリカ式発音をマスターさせるという謎の英語学校だった。さらに今、フィリピンでブレイク中の日本人芸人も登場。お楽しみに。 1ヶ月で完璧なアメリカ式発音をマスターか。 フィリピン人の英語の発音は、ネイティブとはかなり異なる。日本人にはとっては、ネイティブの英語よりもフィリピン人の英語の方がとても聴き取りやすいと言われる。でも、フィリピンに渡航する前の派遣前訓練では3ヶ月間アメリカンのホセに英語を習っていたので、赴任当初はフィリピン人が話す英語についていけず困った。 そんなフィリピン人の発音が1ヶ月で完璧になるのだろうか。 そう、先週、日本人と韓国人を対象に英語を教えていた友人に会った。 彼女は、つい最近まで日本に居たので、3ヶ月振りの再会。 英語の先生だけあって、キレイなネイティブに近い英語を話す。 久々に会ったら、「あなたの英語の発音はまるでフィリピン人だ」と言われた。 どの辺がフィリピン式発音なのか尋ねたら、例えば「Philippine」を「フィリピン」と“ピ”にアクセントを置いていると言われた。確かに、そう言っている。冷静に考えるとおかしい発音だが、自然と体が覚えてしまっていることに気付いた。 自分では全く意識していないのだが、フィリピンで生活して身に付いてしまったのだろう。でも、発音よりも英語を話せることの方が自分にとっては大事なので、改めるつもり(余裕)はない。 ちなみに、「フィリピンでブレイク中の日本人芸人」とは“やっちゃん”のこと。タガログ語を自由に操り、フィリピンのテレビ番組で、最も見掛ける日本人でしょう。やっちゃんの正体は、よく分からない。 18日に放送されるらしいので、ぜひ見てみてください。 |
パーティーに招待
2005/07/13
昨日、日本大使館よりパーティーの招待状がオフィスに届いた。
中身を見ると、セブ日本領事館の領事官の方の送別会(Say Good-bye Party)、および新任の方の紹介を行うと書かれていた。日本大使館から、隊員にパーティーの招待状が届くとは、驚きである。おそらく人数合わせかなんかだろう、と思っていた。 今日は正装。 久しぶりに靴下と革靴を履く。 会場のMarriott Hotelに着くと、ロビーは日本人で溢れている。ホールの中にも沢山の人がおり、セブ島に赴任している隊員もほぼ全員10人が集まった。辺りを見回すと年配の人が多く、寿司や天ぷらなどの日本食も用意されている。何で、こんなすごいパーティーにお呼ばれしたんだろうか...。少なくとも人数合わせではない。 パーティーが始まり、さっそく食べ物とビールを流し込む。 その後、新任の領事館の方とお話をする機会があった。 そこで、全てが解決。 新任の方は、OV(Old Volunteer)ということが判明。 そう、かつて青年海外協力隊として活動していたのです。 30年前、隊員としてモロッコで活動していたという我々の大先輩。 だから、隊員としての苦労も喜びも熟知している。 隊員は大歓迎という感じが伝わってくる。 それで、今回、我々を招待してくれたのだろう。 感謝です。 |
久々に頭にきた
2005/07/12
昼間に郵便局に行った。
今回は手紙だったので、中央郵便局ではなく、配属先から最も近い日本でいう簡易郵便局のような所に行くことにした。以前、昼休み直前に行きひどい目に遭ったので、今日は午後1時に訪れることにした。 1時ジャストに到着。 まだ、郵便局は閉まっている。 ベニア板で窓口を覆っており、中の様子が全く見えない。 5分経過・・・そろそろ開くかな。 10分経過・・・いつまで休んでるんだよ。 15分後に、ようやくベニア板が取り外された。 中には、デブのおばちゃんが一人。 TK 「これらの郵送をお願いしたい。」 おば「いま、忙しいから2時まで待つように。」 TK 「・・・」 ハッ? いま、何とおっしゃいました? あんた、今まで昼休みだったんでしょ。 15分待たせておいて、さらに45分待てだと?! TK 「これ、送るだけだから受け付けてくれ。」 おば「ソーリ。いま、忙しいのよ、後にして。」 TK 「いやいや、そういうことじゃなくて。ほんの数分で終わるでしょ。」 おば「ソーリ。私は、貯まっている荷物を全部振り分けなくちゃいけないのよ。」 TK 「そんなの知ったこっちゃない。客を受け付けるのもあんたの仕事でしょ。」 おば「ソーリソーリ。一人しか居ないんだから、忙しいの。」 TK 「何が忙しいじゃ(、ボケ)。客が目の前で待っているんだぞ。」 おば「ソーリソーリ。忙しいんだから、話し掛けないで。」 何を聞いても“忙しい”と“ソーリ”しか言わない。 会話にならない。 TK 「こっちも忙しいんじゃ(、デブ)。この暑い中、待てと言うのか?」 おば「嫌なら、他の郵便局に行きな。バランガイホールにあるから。」 TK 「それは、どこにあるんだよ。」 おば「ソーリソーリ。忙しいから、ジプニーの運ちゃんに聞きなさい。」 TK 「お前は何様だ(、コラ)?そっち行くから地図を見せてくれ。」 おば「ソーリソーリソーリソーリ。」 と、それっきり、こっちが何を言っても完全無視。 フィリピンのお役所が悪評高いのは知っているが、ここまでとは。 その後、おじちゃんが手紙を持って現れたが、同じようにおばちゃんに2時まで待てと一方的に言われ相手にされなかった。人の良さそうなおじちゃんに「どうするの?」と聞いたら、「2時まで待つさ。」と答えた。 結局、この郵便局のおばちゃんの顔を見ると怒りがこみ上げてくるので、他の郵便局に向かうことにした。そこでは、すんなり何の問題もなく、受け付けてくれた。 普段怒ることはないのだが、本当に久々に頭に血がのぼった。 あの傲慢な態度の上に、目の前の客を平気で待たせる神経。 でも、あのおじちゃんは笑顔で許容していたよなぁ。 まだ、自分はフィリピンに馴染んだつもりで馴染んでいないのだろうか...と考えさせられた出来事でした。 それにしても、ムカついた。 |
深夜のネットカフェ
2005/07/10
昨晩は、元隊員のYさん宅でパーティーがあった。
日系企業で日本語教師をしている人、セブの高級リゾートで働いている日本人、韓国人、フィリピン人などが10名以上集まる。カレーを食べて、ビールを呑んで、ゲームをして過ごさせてもらった。 そして、深夜0時前、パーティーがお開きになる時にそのうち7人はインターネットカフェに向かった。目的は、オンラインゲームをするため。フィリピンのネットカフェは、ほとんどが「オンラインゲームセンター」になっている。 流行りのゲームは「WarCraft」と言う。 見たことはあったが、初めてやるゲーム。 20席ほどあるネットカフェが、この時間でもほぼ満席。 そして、全員がこのゲームをやっている。 あまり興味がわかないまでも、Yさんに教えてもらいながら少しずつやり方を覚えていった。初心者だから弱いのなんの。これで、操作方法を完璧に覚えて、強くなっていくとハマっていくんだろうなぁ。 周りのフィリピン人、ゲームをやりながら発狂している。 最後のラウンドは、ほとんど目が開かなかった...。 結局、ネットカフェを出たのは午前3時半。 実に3時間半もゲームをやっていたことになる。 深夜にやるモンじゃありません...これは。 |