隊員お見送り
2005/07/08
朝8時前にK隊員と空港に向かった。
今日は先輩隊員のN隊員が任地セブを去る日。 一度マニラにあがり、帰国準備や諸々の手続きを済ませてから来週帰国する。 セブ近郊では、もう数少ない先輩隊員。 職種・年齢は違うが、配属先に遊びに行ったり、PCの設定のお手伝いに行ったり、一緒に呑みに行ったりした。赴任してから1年ちょっと、お世話になりっぱなしだった。そんなN隊員が帰国してしまう。 9時半のマニラ行きの便でセブを去る。 合流できたのは8時45分頃で、あまり時間の余裕はなかった。 大した話はしなかったが、任期を全うしたという満足感が伝わってくる。 最後はあっけないお別れ。 でも、手を振りながらチェックインカウンターに消えていくN隊員を見て、格好良いなぁと思った。 12月に次のバッチが帰国すると、来年4月は自分たちの番だ。 隊員になって、出会いと別れの繰り返しばかりな気がするな。 自分が帰国するときは、あんな清々しい表情で任地を去ることができるだろうか。 |
CMSの導入
2005/07/07
配属先からCMSの導入を持ち掛けられている。
CMSとは、Contents Management Systemのことで、Yahoo!やlivedoorのようなポータルサイト、コミュニティサイトのことを指す。 さらに詳しい説明は、下記引用文の通り。 Webサイトを構築するには、テキストや画像を作成するだけでなく、HTMLやCSSなどの言語でレイアウトや装飾を行ない、ページ間にハイパーリンクを設定するなどの作業も行なう必要がある。これらの要素を分離してデータベースに保存し、サイト構築をソフトウェアで自動的に行なうようにしたものがCMSである。配属先、もしくはラボラトリのウェブサイトをCMSを用いて一新する。 色々調べた結果、XOOPSとMamboを候補に挙げた。どちらもオープンソースとして公開されており、無料でダウンロードできる。結局、自分が主導で作成していくので、日本語の解説が詳しいXOOPSを採用することにした。 XOOPSは、日本語で“ズープス”と読み、eXtensible Object Oriented Portal System の略。直訳すると、「拡張可能なオブジェクト指向ポータルシステム」となるらしい。 今日までにインストール、初期設定、モジュールやブロック管理の設定を終える。 大した稼働をかけていないのに、見栄えが立派なサイトになるもんだ。 かなり使いやすいし、これなら管理者も苦にならない。 他のスタッフからの評判もかなり良い。 もうしばらくテスト運用してから、正式に更改しようと思っています。 |
TOEIC受けよう
2005/07/06
水曜日。
英語の授業の日。 最近は授業の進行度合いが速くなってきた。 週1回、1時間半という限られた時間ではあるが、それなりに進歩しているのだろう。 以前も言われたことがあるのだが、今日もAnitaに「そろそろTOEICを受けてみたら?」と言われた。自分の実力を知ることが怖くてなかなか行動に移せないのだが、近いうちに受けてみようと思う。 フィリピンでもTOEICは受けられる。 しかも、毎週(毎日?)受験することが可能。 毎週受けられるんだからという安心感もあり、これまで先延ばしにしていた。 TOEICの受験は過去に1回だけある。 大学4年時の夏休み中、会社の内定が決まった後に会社に呼ばれて強制的に受けさせられた。その時の成績は散々で人に言えないくらいの点数...。そんな奴が、今や海外にいるなんて人生とは何が起こるか分からないものである。前回のひどい点数からなら、倍近い得点も狙えたりするかも、と思っている(あくまでも希望的観測)。 |
Alcoyへ出張
2005/07/05
今日は、日帰りでAlcoy(アルコイ)に出張。
Alcoyとはセブ島の南に位置し、野菜・Y隊員が活動するDalagueteの隣の町。 朝4時半起き。 5時過ぎに家を出る。 こんな時間にジプニーに乗ろうとするのは初めてで、もし捕まらなかったらタクシーでオフィスに行こうと思ったが、簡単に捕まった。しかも満員。皆、朝が早過ぎ。 5時半に到着したが、専用のバンが遅刻。 結局、6時過ぎにオフィスを出ることになった。 途中でスタッフを何人か拾い、ものすごいスピードでバンは南下し始めた。睡眠が不足していたので、移動中に寝たかったのだが、無謀追い越ししまくりの運転と荒い道のため何度も体が跳ね上がってしまう。このスリル満点の運転のおかげでセブシティから、2時間ちょっとでAlcoyに到着。 今回の目的は、「Community e-Center(CeC)」プロジェクトの一環。 小さいAlcoyの町にCommunity e-Centerを建て、そこにスポンサーである配属先とその親の機関(DOST)がPC・サーバ・プリンター等の機器を導入した。このプロジェクトについて、役場スタッフや現地の人を対象に概要を説明し、Community e-Centerを有効活用してもらうための指導を行うというもの。 質素な建物のCommunity e-Center 9時に開始。 お祈り、国歌斉唱、町長の挨拶が最初に行われる。 午前中は町役場のホールで、同僚と関係者がプロジェクトの概要を説明。 こんな田舎の町に、ICT(Information & Communication Technology)が導入されたらこんな素晴らしいことができる、という夢物語のような話が多かった気がするなぁ。何せ、出席者の4分の1がパソコンに触れたことがなく、半数近くがEメールを使ったことがないという。おいおい、こんな状態で大丈夫なのだろうか。 午後はCommunity e-Centerでワークショップ。 この時は、相当眠かった...。 今日は午後3時に終わり、夕方過ぎにはセブに戻ってきた。 昼食後にAlcoyにある高台から海を見下ろす。 遠くにうっすら見えるのはボホール島。 この「Community e-Center(CeC)」プロジェクトは、始まったばかり。 ビサヤ地域を中心とした、各島《セブ島・ボホール島・ネグロス島・レイテ島・パナイ島・ミンダナオ島》からそれぞれ2,3つのパイロット的な町が選出されている(どのように選ばれたかは分からないが)。でも、どうもこのプロジェクトのゴールが見えてこない。政府機関から予算が割り当てられ、百万ペソ単位の金が動いているのだが、フィリピンにとって今本当に必要なことなのか疑問を持ってしまう。こんなこと、何の力もない隊員が口出しできるような状況でもないしな。まぁ、今後も、それぞれの地へ出張することがありそうなので、機会があればついて行ってみよう。 |
Breakfast Meeting
2005/07/04
昨晩、突然Jemから
「明日、朝8時からBreakfast Meetingをやるから来てね。サンクス!」というtextが入った。 Breakfast Meeting? それは...(; ̄Д ̄)なんですか?。 ということで、久々に朝早く起床。 7時55分に家を出て(この時点で8時に間に合うわけないのだが)、ジプニーに乗ろうといつも場所に向かうと人だかりが・・・。この時間帯は通学・通勤ラッシュだということを忘れていた。15台目くらいでようやく乗車でき、8時20分にオフィス到着。 もう始まっているかなと少し思ったが、そんなわけはない。 でも、フィリピンノ・タイムを予測して行動する習慣が完全に身に付いてしまったなぁ。 しばらく待機していると、人が徐々に集まりだし、パン・シナモンケーキ・コーヒー・ミロが机に並べられていく。「Breakfast Meeting」とは、その名の通り、皆で朝食を食べながらミーティングをすることらしい。10時頃まで朝食を一緒に食べながら、先週の作業の進捗状況と今週の作業の確認を行った。 新鮮な試みで、なかなか面白いと思う。 来週の月曜日も行うとのこと。 明日は4時半起きです。 真っ暗な中、出発だな。 |