[ 
≪
|
山口・島根ツアー��
2009/11/11
山口・島根ツアー��の続き。
ＥＴＣ休日特別割引を活用し、この４日間で合計１，３２０ｋｍも走った。 ３日目の今日は浜田市内のホテルをチェックアウト。 天気予報は大雨となっていたが、今日はメインの石見銀山に行く日だ。  日本海沿いにそびえ立つ風車 浜田から石見銀山までは約１時間。 １２時前に世界遺産センターに到着し、パーク＆ライド方式を採っているため、バスで中心地へ向かう必要がある。今日は平日のためバスは３０分間隔であり、待ち時間が長かったため、徒歩で銀山街で向かった。 雨が降ったりやんだりする中、石見銀山の街並みを歩きに歩いた。 石見銀山遺跡とその文化的景観がユネスコの世界遺産に登録されてから、観光客が爆発的に増えたようだ。平日だというのに次々に観光バスが押し寄せてきて、人が多かったように思う。 日本で現在最も新しい世界遺産に来れて満足だった。   世界遺産・石見銀山にて  石見銀山の遺跡 石見銀山で３時間近く滞在していた。 そこから次の目的地は同じ島根県の観光地である出雲大社に向かうことにした。しかし、途中から豪雨状態になってしまった。出雲大社に着いた時は既に１６時であり、外は大雨でどうしようかと思ったが、せっかくここまで来たのだから、少しは足を踏み入れようと思い切って観光することにした。  出雲大社 雨で寒い中、外に居たので、体が冷えてしまった。 今日の泊まるところも気になるが、遅くならないうちに温泉に入りたいと考え、地図を睨めっこをして近くの温泉を探すことにした。宍道湖沿いに松江しんじ湖温泉があるのを見付け、そこの温泉街に行けば日帰り入浴ができるだろうと向かうことにした。 途中から既に真っ暗で松江しんじ湖温泉に着いたのは１８時半であった。 そこから日帰り入浴可能なホテルを探し、ようやく温泉に浸かり、疲れが癒され、体を温めることができた。 松江で既に１９時を過ぎている。 これからホテルを探す気は失せており、高速のサービスエリアで泊まろうと決めていた。島根県の松江市から鳥取県の米子市まで移動すると、米子自動車道がある。そこからは中国自動車道に接続しているため、1,000円で大阪に戻ることができる。 米子まで移動し、大雨の中、米子自動車道に乗った。 米子ＩＣから３０ｋｍ行けば蒜山高原ＳＡがあるので、そこで夕飯を食べ、車中泊をするつもりで運転していたら、高速道路の案内電光板に「トンネルの先は雪、５０ｋｍ／ｈ規制」と書いてあった。まさかこの時期にこの場所で雪に降られるなんて思ってなく、どきどきしながらトンネルを抜けると、本当に雪が降ってきた。しかも、進むに連れて雪が強くなり、高速なのに道に雪が積もりつつあるくらいだった。視界も不良になり、ゆっくりゆっくり進んだ。まさか、こんなことになるとは･･･自分の置かれているヤバい状況に笑ってしまう程だった。  何とか蒜山高原ＳＡに着いたのが２２時前。 ここでラーメンを食べて、雪がどんどん強まる中、車を暖めて、寝袋に入って寝ようとしていた。朝になったら積もっているかもしれないという不安もあるが、今日はもう動ける状態でないから仕方ない。   米子自動車道でまさかの雪に出くわす と、ふと気付くとパトカーがやってくる。 警官と話すと「まもなく米子自動車道を閉鎖するからここからすぐ出て行くように」と言われてしまう。高速を閉鎖するほどの天気だとは･･･。朝になったらチェーンが必要なくらい積もるはずだから、今のうちに岡山県に抜けた方がいいと言う。 既に２３時になっており、路面にもうっすら雪が確認できるほど積もっていたが、慎重に慎重に岡山県に向かうことにした。ほとんど車も走ってなく、高速道路で40km/hで南に向かった。１５分程進むと雪もあがり、落合ＪＣＴで中国自動車道に入る頃には雨に変わっていた。心の底から安心し、そこから最も近い勝央ＳＡに入り、今度こそは眠れると安心した。 結局、車の後部座席で寝袋に入ったのは２４時半だった。   車中泊した中国自動車道の勝央ＳＡ 翌朝は晴れ。 朝から車の往来が激しいが、それを無視して、１０時過ぎまで寝ていた。車中泊も慣れれば、快適に感じてしまう。雪が降るほど寒い夜でも、車中で寝袋に入れば、問題なく過ごせてしまうことが分かった。 今日は大阪へゆっくり戻るだけ。 中国自動車道を東に進み、神戸三田ＩＣで降りて、そこから山道をドライブし、１６時には帰宅した。 本当に本当によく走ったと思う（走行距離：１，３２０ｋｍ）。 高速道路で不意に雪に降られるハプニングがあったが、４日間をフルに活用し、移動が多かったが山口県と島根県を満喫することができた。  想い出に残るめちゃめちゃ楽しい旅だった。  |
|
山口・島根ツアー��
2009/11/09
ＥＴＣ休日特別割引を活用して、高速1000円乗り放題の旅を４連休でしてみようと思った。
特別割引の起点（阪神高速を除く部分）の西宮北ＩＣから中国自動車道、神戸ＪＣＴから山陽自動車道、山口ＪＣＴから中国自動車道の下関ＩＣまで、合計486.3kmの道のり。 通常10,250円も掛かるところを、たった1,000円で行けてしまった。  下関ＩＣでＥＴＣゲートを通過するときに、ドキドキしながら表示板を確かめてしまった。本当に1,000円と表示された時は、安心というか、自然と笑みがこぼれてしまった。 初日は西宮ＩＣまで律儀に下道で行き、その起点から高速道路に入った。山口方面に行くには、中国自動車道と山陽自動車道の２ルートがあるのだが、海沿いの方の山陽自動車道を選択した。 さすがに下り方面というだけあり、土曜日といえど、一度も渋滞にはまることはないのが幸いだった。渋滞のない高速道路とはいえ、５００ｋｍ近い距離を走るのは、なかなか大変である。ひたすら西に西に走り続ける。こまめに吉備ＳＡ・高坂ＰＡ・宮島ＳＡ・伊佐ＰＡと休憩を取り、下関ＩＣに到着したのは、午後７時を過ぎていた。  山陽道の宮島ＳＡでは既に紅葉が始まっていた 日本シリーズ第１戦のラジオ中継を聞きながら、下関市内に入り、駅周辺の市街地で店を探すが、ラーメン屋か居酒屋くらいしかない。街を歩くと韓国・釜山までのフェリーが出ているせいか、ハングル表示の看板が多かった。 結局、市街地で店を見付けることができず、駅の近くで適当に夕飯を済ませた。   下関の海峡ゆめタワーとハングル語が多い看板 今回はキャンプをするには時期的に寒いと思い、車中泊をする予定でいた。 静かで、安全で、朝まで駐車できるような公園は下関ならどこにでもあると思っていたが、これが意外に苦戦する。スーパーの駐車場に行ってみたが２４時間営業ではないためダメだと判断し、山の上の公園は暗くて誰も居なかったのでパス。結局、関見台公園という海沿いにある公園の駐車場を選んだ。結構停めてある車もあり、夜通し、車が行きかっていたような気がする。 後部座席を倒し、寝袋に入れば、足が伸ばせないこと以外は全くの問題はなかった。車の中だから、むしろ暑いと感じるほどだった。こんな風に車中泊したのは、初めてだったので、何だか楽しかった。 翌朝は雨。  車内で買っておいたパンとコーヒーを摂り、関門海峡を見るために、火の山公園へ。あいにくの天気で関門大橋と関門海峡、そして向こう側の北九州をはっきり見ることができなかった。 この海峡の下にある関門トンネルを１１年前の１９９８年夏には自転車で走っていた。その当時のことも思い出していた。  火の山公園山頂にて  関門海峡と関門大橋（橋の向こうは九州だが天気が悪い...） 続いて向かったのが、本州最西端の毘沙ノ鼻。 ツーリングしていた頃も今も端っこ好きであることは変わりなく、２００３年の到達して以来、６年ぶり２度目となる毘沙ノ鼻に立ち寄ってみた。かなり辺鄙は場所にあるため、人は自分以外は誰もいなかった。  ６年半ぶりに到達した本州最西端・毘沙ノ鼻 山口と言えば、秋吉台・秋芳洞である。 日本最大のカルスト台地である秋吉台。晴れていれば、カルスト台地の大パノラマのはずだったが、天気が悪過ぎて、感動は小さかった。よって、予定していなかった秋吉台の地下100〜200ｍにある鍾乳洞の秋芳洞に行ってみることにした。   日本最大のカルスト台地・秋吉台   秋吉台の地下に広がる秋芳洞 日本海側の萩市に出て、山口県から島根県へ。 ふと国道１９１号沿いに興味深い案内板があったので、ちょっと道を逸れて、須佐のホルンフェルス断層に寄ってみることにした。 ４０ｍにも及び岸壁に荒れた日本海が押し寄せ、正直かなり怖かった。このホルンフェルス断層の岩の上を歩くことができるが、手摺りもないし、激しい音と共に波がぶつかるので、本当に足がすくんでしまった。人工ではない、自然の怖さに、足がすくむってこのことなんだと改めて実感してしまった｡  須佐のホルンフェルス断層 日本海沿いを進み、２日目は浜田市のホテルに泊まることにした。 午後７時にはホテルに到着し、（昨日は入れなかったため）大浴場で疲れを癒し、浜田駅前の居酒屋でモツ鍋とビールを味わった。 ここまで、かなりの距離を移動したが、まだ２日目。 既に山口県は通過してしまったが、明日は島根県を満喫したいと思う。 |
|
高速1000円を使って
2009/10/31
ETC休日特別割引が導入されてから半年が経過した。
大都市部（首都高・阪神高速）を除いて、土日祝日は上限1,000円で高速道路を利用できる。これまでこの恩恵にあずかっていなかったが、この連休でぜひ「高速道路１０００円乗り放題」を有効活用してみようと思う。これを使えば、大阪の都市部を避ければ山口の下関まで1,000円で辿り着くことになる。 調べてみると、幸いなことに、10月31日から11月3日までの連続４日間が休日特別割引対象日となっているのだ。 大阪に来てから、これまで京都などへの日帰り小旅行を除くと、バイクにて京都美山・琵琶湖・奈良へツーリングに行き、車では天橋立・鳥取砂丘・南紀熊野・淡路島へ旅行をした。 それでも、まだまだ、西日本で行きたい場所が多々あり、まとまった休みがないと行けないところがある。その中の一つに、2007年にでユネスコの世界遺産に登録された島根県の『石見銀山』がある。 今回は、ぜひ、この石見銀山を第一目的地として旅行してみようと思う。 |
|
沈まぬ太陽
2009/10/26
７月に上映されると聞いてから待ちに待った映画『沈まぬ太陽』を公開３日目に観ることができた。
 「白い巨塔」・「華麗なる一族」、そして連続ドラマとして現在放送されている「不毛地帯」で知られる山崎豊子の原作の『沈まぬ太陽』。 第一巻（アフリカ篇・上）／第二巻（アフリカ篇・下）／第三巻（御巣鷹山篇）／第四巻（会長室篇・上）／第五巻（会長室篇・下）の合計５巻から成る長編小説。小説を約２年前に読んだが、今回の公開の話を聞いてから、何とか映画を観る前にもう一度目を通しておきたいと思い、お盆明けから約２ヶ月で２度目の読破を遂行した。 ２度目であっても十分過ぎるくらい楽しめた。 １０分の休憩を含む２０２分間の超大作『沈まぬ太陽』。 途中で休憩を挟む映画を日本で初めて観た（インドで映画を観た時に経験はしていた）。 ３時間２２分ぶっ通しの映画と思っていただけに、途中で休憩が入るのは嬉しい。これなら長い映画でも苦することなく観ることができる。 映像化が不可能と言われてきた映画『沈まぬ太陽』。 舞台は国民航空（ＮＡＬ）という架空の巨大航空社会航と言う設定になっているが、モデルとなったのは日本航空（ＪＡＬ）というのは一目瞭然である。ＮＡＬ123便というのは日航機123便であり、御巣鷹山への墜落もこの映画の大きなウェイトを占めている。登場人物も実在の人物を彷彿させるところが多々あり、渡辺謙演じる主人公は実在の日航社員である小倉寛太郎氏である。また、国民航空再建の為に利根川首相に三顧の礼をもって招聘された国見会長のモデルはカネボウの伊藤淳二氏であり、利根川首相とは中曽根元首相を指す。 そんな理由から今回の映画化にはＪＡＬ側から名誉毀損の恐れがあると、角川映画に警告文を送っていたとのこと。また、映画では必ず名前が入る放送局が入っていないのも、一企業を批判する内容が理由とのこと。 それにしても、いま日本航空が経営危機に陥り、「ＪＡＬ再建」とか「ＪＡＬに公的資金」とか「不採算の地方空港路線の廃止」というニュースをよく耳にする。民主党政権が主導してＪＡＬ再建を進めているみたいだが、それが物議を醸している。そんな時期にこの映画が公開されるのは、なんと言うタイミングだろう。 労働組合問題、懲罰人事、飛行機墜落、贈収賄、政治との癒着、不正な閣議決定、政府による会長更迭などなど日本の企業と社会の闇部分を多く描写している映画である。それが実在の一企業を題材にしているから真実味が増す。上映の最後に“フィクションである”というテロップが表示されるが、１００％ではないにしてもノンフィクションだと感じてしまう。 金や出世のために人間ってここまで醜くなれるのか。 現代の流刑の徒として、カラチ(パキスタン)・テヘラン(イラン)・ナイロビ(ケニア)、海外僻地を盥回しにされる様子をそれぞれのロケ地にて映像化してある。特にアフリカのサバンナでの壮大な自然は、映画のスクリーンで観ると圧巻だった。 ２０２分という上映時間があっという間に過ぎるほど引き込まれた。 正直、映画だけでは展開のスピードの速さについていけないと思う。 小説全５巻を一つの映画に凝縮しているものだから（個人的には前編と後編で２つの映画に分けてもよかったと思う）、登場人物や事件の多さ、目まぐるしく場面が変わるためについて行けない人も居るかもしれない。 映画の前に小説を読んでおくと倍楽しめるかもしれない、そう感じた。 または、映画の後に小説を読むと倍以上楽しめるかもしれない、そうも感じた。 本当にオススメです。  |
|
ついでに名古屋観光
2009/10/22
クライマックス・シリーズ観戦のため、せっかく名古屋遠征で１泊するのだからと、名古屋市街地を観光することにした。
名古屋に来るのは、２０００年のツーリングで市内に宿泊し、２００２年のプロ野球開幕戦を観戦に来て以来の３度目となる。しかし、観光をするのは今回は初めて。 食べ物なら、手羽先・名古屋コーチン・きしめん・味噌煮込みうどん・海老フライ・ひつまぶし等々、名産がすぐに思い浮かぶのだが、名古屋の観光スポットと言われてもあまり思い浮かばない。単に名古屋のことを知らないだけか...。 それでも、ナイターの試合が始まる前にテレビ塔に行き、そこから名古屋城まで歩くことにした。愛知県庁舎や名古屋市役所舎を通り過ぎ、かなり天気が良い中、多くの観光客に混ざって名城公園に入り、名古屋城を観た。大天守で展望台に登り、そこからテレビ塔やナゴヤドームを眺められる。名物の金鯱（金のしゃちほこ）も初めて目にすることができた。 その後は、メーグルバスという観光ルートを巡るバスで戻ってきた。 観光後、すぐに準備して、ＣＳ第２戦を観戦するためにナゴやドームへ。   登りはしなかった名古屋テレビ塔   金鯱で有名な名古屋城   名古屋名物・手羽先と味噌煮込みうどん |
HOME
