パラワン旅行終了
2006/03/27
パラワン島からセブに帰ってきました。
最後の思い出作りにと8日間もパラワンに滞在した。 Puerto Princesa(プエルト・プリンセサ)とEl Nido(エルニド)を訪問し、思ったよりものんびりと過ごすことができた。任期中に一度は訪れてみたいと思っていただけに、この時期に行くことができて本当に良かった。 それにしても、タガログ語圏の旅行は大変だと痛感した。 理解度は低いが多少なりとも会話が成立するセブアノ語(ビサヤ語)圏の旅と、全く会話ができないタガログ語圏の旅とでは、様々な面で違いがあると思った。セブアノ語を話せるフィリピン人とも数人に出会ったが、極まれだった。値段交渉や親しくなるには英語よりも現地語が効果的である。タガログ語で話し掛けられても全く理解できず、セブアノ語で返したら「こいつはどこの国の人間だ?」という目で見られる。最近、ビサヤ地域にしか居なかったから余計にそう感じるのかもしれない。 こういう計画をあまり立てない行き当たりばったりの旅は一人旅に限る。 ずっと独りだと当然寂しくなる瞬間もあるが、人の意見や顔色を伺うことなく自分の好きな時間に自分の好きな場所に行ける。でも、道中、何度もフィリピン人に「どうして一人旅をしているのか」と聞かれる。本当に1日一回はその類の質問をされた。説明しても独りで旅をする意義が分からないと言う。「独りで旅して何が面白いんだ」と言われたり、「ガールフレンドはどうしたのか」と言われたり、挙句の果てには「可愛いフィリピーナを紹介するから一緒に旅をしな」とか言われる...。 まぁ、日本人でも一人旅は信じられないと言う人もいるし、理解できない人は集団で旅をすれば良い話である(もちろん、グループでの旅もその良さもあるし、自分も嫌いなわけではない)。個人の価値観の問題であるのだから、他人にとやかく言われる筋合いはない。 エルニドの海にそびえるに大理石岩 任地に戻ったはいいが、落ち着いてはいられない。 現実逃避のために8日間も旅に出てしまったが、セブに戻ると一気に現実へと引き戻される。これから、今すぐにでも、まだ何も手を付けていない帰国準備をしなければいけない。荷物をまとめ、同僚や友人に電化製品や細かな物を譲り、3月31日までにはこの部屋を空っぽの状態にしないとペナルティとして罰金を取られてしまう。 面倒くさいけれど、そろそろ始めようと思う。 なお、旅の記録を帰国準備の合間を縫って付けようと思う。 まだ現時点では下をクリックしても内容はないと思うが、近いうちに旅の記録をアップします。 ●パラワン旅行1日目 ●パラワン旅行2日目 ●パラワン旅行3日目 ●パラワン旅行4日目 ●パラワン旅行5日目 ●パラワン旅行6日目 ●パラワン旅行7日目 ●パラワン旅行8日目(今日) |