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デシピの話
2006/02/22
バンタヤン島へのプロジェクト参加を終え、久々にオフィスへ。
お土産（クッキー）を皆に配ると、同僚との話がなぜか「デシピ」の方向へ。 「デシピ」とは、デシピディーダ（Despideda Party）の略で送別会のことを指す。フィリピンでは、送別会も誕生日会もホスト側がゲストにもてなすのが一般的。配属先への感謝の意味を込めたこのパーティーには、配属先とその親の機関を含め50〜60人が参加すると予想される。これは、金が相当掛かりそうだな。でも、最後の晴れ舞台だし、奮発してしまおう。  で、その日程の話をすることになった。 実はまだ何も考えていなかったのだが、考えてみると4月1日か2日にはマニラに上がる予定のため、セブにいるのは実質あと1ヶ月ちょっと。それしかないんだ､､､改めて思った。 金曜日の夕方からの開催が呑んで騒げるし好都合だろうとのこと。 3月は旅行などでちょっと予定が読めないため、末の3月31日ということで日程を仮決めしておいた。 それにしても、もう自分のデシピの話題が挙がる時期とはなぁ...。 |
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バンタヤン７日目
2006/02/21
バンタヤン滞在7日目。
そして、今日が最終日。 と言っても、今日はセブに帰るだけ。  共同生活したＨ隊員宅ののどかな庭 ゆっくり起きて、バンタヤンで最もお洒落と言われるカフェへ行く。  お薦めのハンバーガーを食べると、これがとても美味。でも、マンゴーシェイクは期待していて味とは異なり、栗シェイク（モンブラン？）の味がした。何か間違っているのでは?!でも、これはこれで”栗シェイク”として飲めば美味しくかも。  左手がカフェ「Froggy's」 そして、1週間の間4人で共同生活をしたＨ隊員宅に別れを告げ、12時のフェリーでバンタヤン島を発った。セブ島のハグナヤ港からはエアコンバスに乗り換え、16時半にセブシティに到着。エアコンバスは寒過ぎるのが難点だが、快適で移動による疲労は半減する。 夜は、打ち上げということで一緒にバンタヤンから戻ったコンピュータ後術隊員3人と、セブ近郊の理数科教師隊員2人で日本食レストラン「神楽」で呑むことに。バンタヤンにいる間は昼も夜もフィリピン料理ばかりでさすがに飽きていたので、ここでの料理が素晴らしく美味しく感じた。  この「 APT ICT Development Programme for Supporting ICT Pilot Project in Rural Areas」プロジェクトに関わった1週間、待機時間が多く、思っていたのほどの手伝いはできなかったが、それでも様々なことを見ることができて面白かったし勉強にもなった。 そして、バンタヤン島は改めていい島だなぁと思った。  サンタフェのビーチ  バンタヤンのハイウェイ  小学校の休み時間の一コマ  さようならバンタヤン島、また来ます 【関連エントリ】 ●ＡＰＴプロジェクト ●今日からバンタヤン ●バンタヤン２日目 ●バンタヤン３日目 ●バンタヤン４日目 ●バンタヤン５日目 ●バンタヤン６日目 |
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バンタヤン６日目
2006/02/20
「 APT ICT Development Programme for Supporting ICT Pilot Project in Rural Areas」プロジェクト6日目。
昨日で、当プロジェクト（フェーズ１）の実作業は終了したので、今日は予定通りワークショップが開催される。ワークショップの対象は学校の先生と町役場のスタッフ達で、プレゼンを行うのはKDDIの方、早稲田大学院生、フィリピン大学セブ校の先生である。  ワークショップの様子 このワークショップの中で、会場となる町役場とワイヤレスLANを導入した小学校2つを結んでビデオチャットを披露するデモンストレーションを行うことになった。素人である参加者に構造や仕組を説明しても理解してくれないと思うので、実際にビデオチャットで遠隔とやり取りができることをその場で見てもらうのは効果的だろう。  ビデオチャットに対するリアクションは良かったです このビデオチャットを行うために、自分とS隊員が2つの小学校へそれぞれ派遣されることになった。場所は3日前に訪れたSilion Elementary School。実は、この小学校はネットワークの端にあり、途中に1つでも障害が発生すると繋がらなくなる。しかも、これまでに導通の確認が一度も取れていない。ぶっつけ本番である。  小学校までに道のりは長い 不安を抱えたまま先生達に挨拶をし、PCを立ち上げる。 ネットワークを確認すると、何とか繋がっている状況。 ワークショップ会場のバンタヤン町役場へSkypeで呼び出すも、音声は途切れ途切れ聞こえるのだが、相手側の映像を見ることができない。Net Meetingに切り替えても症状は同じ。30分程接続を続けてみたが、デモンストレーションは成功とは言えなかった（しかし、町役場に戻って聞いた話だと、町役場からは映像がはっきり確認できたそうだ）。でも、S隊員が行ったSulangan Elementary Schoolはうまく会話ができたらしいので、安心した。 仮に、両拠点ともにデモが失敗していたら、目も当てられなかっただろう。 こうして、無事にワークショップは終了。 まだ3時半頃で夕食まで時間があったので、Ｈ隊員宅に戻ってビール  を呑みながらまったりと過ごす。本当は泳ぎに行きたかったのだが、家に戻ったらダれてしまった...。夜はこのプロジェクトに関わったほぼ全ての人が集まり、夕食会。 フィリピン料理のレストランなのだが、安くて本当に美味しい所だった。 その後は、現地のビデオケがあるバー(?!)に行ったが、眠くて辛かった。   フィリピン人スタッフ達はビデオケで盛り上がる 長いバンタヤン滞在も明日で終わりだ。 【関連エントリ】 ●ＡＰＴプロジェクト ●今日からバンタヤン ●バンタヤン２日目 ●バンタヤン３日目 ●バンタヤン４日目 ●バンタヤン５日目 |
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バンタヤン５日目
2006/02/19
「 APT ICT Development Programme for Supporting ICT Pilot Project in Rural Areas」プロジェクト5日目。
そして日曜日。 実質、今日が最後の作業日となる。 元々の計画では今日はホリデーとなる予定であったが、計画より進捗が遅れたため、今日も終日作業日に充てられることになった。 ビーチに泳ぎに行ったり、バイクをレンタルして島を走ったりするのを楽しみにしていたが、それも進捗遅れのためにできなくなってしまった。我々はボランティアとして作業のお手伝いをしている身なので、指示に従うのみ。ちょっと残念  ...。しかし、今日も作業場所であるBantayan Municipal Hall（バンタヤン町役場）に行っても、昨日と同様に待機している時間が長い。他のサイトとの接続状況を確認するために、作業者が移動している間や接続設定をしている間は、こちらは待ちとなる。それが2,3時間もいつ出番があるかも分からないまま、待ち続ける。  町役場の作業場所の窓から見える景色 これがけっこう疲れるのだ。 結局、待つことが作業のようになってしまった。 午後7時まで町役場に居たが、実際作業をした時間は1時間もないくらい。 プロジェクトメンバー全員での夕食の後、H隊員宅で軽く呑む。ここでの合宿のような4人の共同生活も残すところあと少し。 明日は、今回のプロジェクト（フェーズ１）の集大成としてワークショップが実施される。 【関連エントリ】 ●ＡＰＴプロジェクト ●今日からバンタヤン ●バンタヤン２日目 ●バンタヤン３日目 ●バンタヤン４日目 |
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バンタヤン４日目
2006/02/18
朝10時からBantayan Municipal Hall（バンタヤン町役場）で待機。
我々隊員以外は昨日うまくいかなかったサイトに朝早くから散っているのだが、我々に気を遣ってくれているのだろうか、朝の集合が遅かった。おかげで朝はゆっくりできた。 しかし、いつになっても各サイトから戻ってこないばかりか、指示すら与えられない。だらだら過ごし、昼食をとっても状況は変わらず...。結局、16時まで待機する羽目になってしまった。 ネットをしたり（こういうプロジェクトをしているのでインターネット環境はある）、スナックを食べたり、仮眠をとったりと、不毛な時間を過ごした。 最初から分かっていたら、ビーチ等で遊ぶことができたのになぁ。う〜ん、もったいない。 16時にようやく集合し、それからSulangan Elementary School（スランガン小学校）に向かったが、一度壊し再構築する予定のアンテナが現地業者の怠慢で建てられていなかった。予想外のハプニングに、進捗も遅れることは必至だ。 小学校に行ってもアンテナが建てられていなくては、何もできない。 結局、今日は何もせずに作業終了となった。 夜はU.S. Peace Corp.2人と隊員4人でサンタフェにあるポルトガル料理レストランで食事会。何とここには、サンミゲールの生ビール が置いてあり、さらにピッチャーまで用意されている。生ビールをピッチャーで注いで呑むのは、フィリピンに来てから初めてのことだ。嬉しさのあまり、空きっ腹の状態で急ピッチにビールを呑んでしまった。ビールも食事も本当に美味しかった。  【関連エントリ】 ●ＡＰＴプロジェクト ●今日からバンタヤン ●バンタヤン２日目 ●バンタヤン３日目 |
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