2005/12/23
ボランティアPの当日。

ボランティア活動については以前のエントリからそのまま引用。
セブで知り合った日本人でマクタン島でダイビングショップを経営する方が行っているボランティア活動。この活動では、低所得・無収入の家庭、および親に育児放棄をされ日々の食事にも困る子供達に、日本の各家庭で眠っている衣類や日用品を配布するというものである。

これに感銘を受け、微力ながら協力させてもらうことにした。
ちなみに、これは青年海外協力隊の活動とは異なる個人的な活動である。
今日は、その物資(クリスマスプレゼント)を配布する日
何人かの隊員に声を掛けたところ、ラプラプのS隊員が参加することになり、一緒にこの活動のお手伝いをすることになった。

物資(クリスマスプレゼント)の届け場所はパンダノン島というマクタン島からボートで1時間ほど移動した所に位置する小さな島。人口は3,000〜4,000人と言われている。

朝からあいにくの天気であり、もしバンカボートが出せない場合は順延かもしれなかった。しかし、雨と強風の中、何とか出航することができパンダノン島に向かった。会場では子供が一人しかいなかったが、我々の到着と共に次々に子供達が集まってきた。


雨の中パンダノン島に到着


子供達が続々とやって来る

配布する物資(プレゼント)の数に限りがあるため、全ての子供達には配ることができない。そのため、事前にショップの方で配布リストを作成しており、名前を呼ばれた子供達に整理券を渡して会場へ入れる。名前を呼ばれない子供は可哀相だけれど、ある程度制限しないと会場がパニック状態になってしまう。


名前を呼ばれるのを待つ子供達







そして、ラリーさん登場。
サンタクロースに変身していた!


ラリーサンタ

200名近い子供が呼ばれた後で、イベントが始まる。
子供達を整列させるのに一苦労し、もちろん国歌斉唱から。

プレゼントを配布し始めると、子供達の親が加わってくる。
それをもらおうと親の方が必死で、親同士で取り合いなんかしてしまう。
整理券の偽造までしてきて、プレゼントをゲットしようとする姿にはあっぱれ。

続く・・・

【関連エントリ】
 ●ボランティア・プロジェクト
 ●物資が日本を発つ
 ●物資が無事到着

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| その他活動 | 2005/12/23 11:59 PM | comments (4) | trackback (0) |
2005/12/21
先週のビーチバーティーに続き、今日はオフィスで行われるクリスマス・パーティー。一年で最も大規模かつ重要なイベントと言われている。そんなイベントに参加するのも2回目、そして今年が最後である。

このために週の始めから準備は始まっていた。
各チームの出し物とオフィスの装飾など、仕事は二の次で皆真剣に取り組んでいる。


そして、当日の今日。
どうせパーティーが始まるまで暇だろうと思い、正午まで家で寝てた。午後過ぎにオフィスに行けばいいと思っていたら、同僚からテキストが。「今日の出し物のダンスの練習をするから、早く来なさい」とのこと。
“踊りたかねーよ”と独り言を言いながら、とぼとぼとオフィスに向かった。


会場設営が着々と進められている


DOST-7 Family Christmas Party


3時頃から人が集まり出し、既にビールを飲んでいる

そして、午後4時過ぎにクリスマス・パーティーが始まった。
家族と一緒に参加するスタッフも多く、ボホール・ドマゲッティ・シキホール支部からのスタッフも駆け付ている。最終的には、総勢100名以上の大所帯になっていた。


夕食の前に、各チームによるプレゼンテーション。
オカマショーをやるチーム、ダンスや演劇を披露するチームなど。
皆、これらの出し物のために一週間ほど前から仕事よりも優先して準備をしていたのだ。
内容は本当にくだらないのに、会場はが付くほどの盛り上がり。


チーム1:オカマショー


チーム2:ダンスショー


チーム3:美女達による演劇?


チーム4:何コレ? 新聞紙だらけ

その後、夕食。
もちろん、レチョンも用意されていた。
そして、いくつもののゲームを行い、プレゼント抽選会へと流れていった。沢山のスポンサーが付いており、これでもかと言うほどのプレゼントが出てきた。ワインや椅子・扇風機・ラジオなど、けっこう高そうな賞品がずらりと並んでいた。自分は、けっこう値が張ると思われるオーブントースターが当たってしまった。ブーイングの嵐。何でやねん。 でも、必要ないので配属先に寄付しました。


最後は会場がディスコとなり、ピノイブラザーズで締めくくり。


最後はやっぱり


ダンスで締めくくり

こうやって1年を締めくくるパワーとエネルギーはすごいと思う。
あまりお金を掛けずに、自分達で目一杯楽しむことができるのは国民性なのか。こういう面では天才だと思う。日本だったら、興味がなくて欠席したり反発する人が必ず出てくるだろうに、ここにはそんな人は誰一人としていない。踊りや歌を強制させられ、最初は嫌がってはいても、結局は舞台に立って披露できてしまう。

こういうパーティーに参加すると、皆が生き生きとしていて、幸せそうだなぁと感じる。

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| セブ生活 | 2005/12/21 11:59 PM | comments (0) | trackback (1) |
2005/12/20
 フィリピン国家警察は20日、同国南部ミンダナオ島の南ダバオ州マララグで、大阪府出身の旅行者沢田靖亮さん(25)とみられる遺体が見つかったことを明 らかにした。国家警察は殺人事件として捜査を開始した。マニラの日本大使館は日本から沢田さんの写真を取り寄せるなどして確認を急いでいる。
 沢田さんは日本人男性の友人と7日に観光でマニラ入りした後、同島南部のジェネラルサントスを訪れ、友人とともに11日未明にホテルを出た。友人は数時間後にホテルに戻ったが沢田さんは戻らず、友人は予定通り13日に帰国した。
現場は、今年5月に元日本兵関連のニュースで日本のマスコミが大挙して押し寄せたジェネラルサントス市から60km程離れた所である。

何故、ミンダナオ島のこの地域に行ったのだろうか。
そして、どうして未明に外出してしまったのだろうか。

この地域は外務省発令の危険情報では、「渡航の是非を検討してください」となっている。ミンダナオ地域はアブサヤフの活動拠点として知られ、フィリピンの他の地域と比べて危険度は高い。我々協力隊は渡航ができない“危険な”地域となっている。フィリピン人でさえ恐れるこの地域に、日本人が、夜間帯に、単独で外出するのは無謀極まりない。


詳しいことはまだ分かっていないらしい。
外務省や日本大使館も警告していた地域における事件、やはり海外での自己の安全は自分で責任を持つしかないのだろう。

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| ニュース | 2005/12/20 11:59 PM | comments (11) | trackback (0) |
2005/12/19
クリスマス直前の週が始まった。
既にクリスマス休暇に入り、家族と過ごすため実家のある島に帰省している同僚もいる。今週は徐々に人が居なくなり、また職場でのクリスマス・パーティーもあるので、ほとんど仕事にならないだろう。便乗して思いっ切り怠けよう。

そして、特にこの週末から真夜中の花火と爆竹が増えてきた。
夜中の3時に、家の外で大きな爆竹が鳴り響くと、テロかと思って飛び起きてしまう。祝うのは勝手だけど、人の睡眠を妨げないでもらいたい。これが大晦日まで続くと思うと憂鬱...。


さて、今年もクリスマス休戦のニュース。
 フィリピン国軍(AFP)は19日、毎年恒例となっている比共産党(CPP)の軍事部門(NPA)とのクリスマス休戦が「長くても2日程度」の短いものになると発表した。現在、大統領府の承認待ちだという。
 例年の場合、政府は12月中旬から翌年の1月5日ごろまで2週間程度の休戦を宣言していた。国軍のスポークスマンは、長期間の休戦が、このところ攻勢を強めているNPAの組織拡大に利用される恐れがあると説明した。
カトリックが8割以上を占めるフィリピン。
クリスマスを理由に紛争が停戦するのだ。

今年は2日程度らしいが、昨年は21日間のクリスマス休戦だった。
政府の一方的な停戦宣言であり、この間抗争が本当にゼロになるのかは定かではないが、アロヨ大統領の承認により国内紛争がストップするらしい。

でも、何なのだろう。
この違和感。

そんなことと言ってしまうとキリスト教信者には申し訳ないが、クリスマスを理由に停戦できちゃうわけ?これに従うことが本当にできるのなら、もう人の殺し合いなんてやめてしまえばいいのに...。クリスマス期間中だけ休戦して、それが明けたらまた戦闘再開というのはどうも違和感が残る。
考えようによっては美談に聞こえなくもないし、これを美談と言う人もいるが、果たしてそうなのだろうか。

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| ニュース | 2005/12/19 11:59 PM | comments (6) | trackback (1) |
2005/12/17
マニラ滞在中に15年度2次隊のデシピ(Despideda Partyの略)が隊員ドミトリーが行われた。任期延長している隊員を除けば、次に帰国するのは我々15年度3次隊である。

フィリピンに赴任して20ヶ月が経過し、任期終了まで残り4ヶ月を切った。


そして、隊員総会中に「帰国時ハンドブック」が配布された。
この「帰国時ハンドブック」を手にして、心の底から喜ぶ同期隊員、まだやるべきことがあり複雑そうな同期隊員、様々な表情が見えた。

時だけが経過してほとんど実感していなかった日本への帰国が、現実に迫っていることを意識した瞬間である。派遣前訓練でもそうだったが、半分を過ぎてからの時間の流れが速く感じる。4ヶ月後には任期を終え、フィリピンを離れ日本にいることになる。そろそろ、自身の活動の終わらせ方を考えなくてはいけない。


「帰国時ハンドブック」には、帰国後プログラム(帰国時オリエンテーションや健康診断)・帰国後の手続きが詳細に記されている。嫌でも帰国後のことを考えることになる。
帰国翌日に、自力で電車に乗って広尾や新宿に辿り着けるのだろうか...。



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| 隊員活動 | 2005/12/17 11:59 PM | comments (6) | trackback (1) |
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