2005/05/03
カオハガン島滞在中(参考:カオハガン島へ初上陸1カオハガン島へ初上陸2)、事件は起きた。

散策・昼食の後、スタッフがゴザの用意してくれたので、風がよく通るロッジで昼寝をした。日差しの下にいると酷暑なのだが、寝た場所はテラスのようになっており日陰になっている。カメラを自分の脇に置き、昼寝を始めた。

1時間後、体の左半分に猛烈な暑さを感じたため目を覚ますと、陽が日が傾いて体の左半分が直射日光にさらされていた。体の位置をずらし、それから再び30分寝た。

この時、デジカメを一緒に動かしていれば...。

起きた時、確かにデジカメは陽にさらされていたのだ。

何故か、レンズが出ている(普通は、電源を入れた状態でしかこうならない)。手に持ってみると、本体がめちゃくちゃ熱い。これはマズいなと思い、恐る恐る電源を入れてみようとしたが、びくともしない。これ以降、どんなことをしてもデジカメが動くことなかった。

恐るべし、フィリピンの日差し
約30分、直射日光にさらしていただけで、デジカメが壊れてしまった。


分解して中身を見てみたり、ネットで色々調べてもみたが、修理に出すほか解決方法はないみたいだ。FujiFilm(FinePix)は、フィリピンにサポートセンターなんかない。一応、マニラにFujiFilmの関連企業が入っているみたいだが、ダメ元で尋ねてみようか。

日本に送って直してもらうのも時間がかかるだろうし。
新しいデジカメを購入するのは高いし。


デジカメが使えなくなったのは本当に痛い、ショック
これまでフィリピンの風景を何枚と撮ってきたが、これからは記録ができなくなってしまう。

でも、自分の不注意が招いたことだしなぁ。
何か良い方法はないでしょうか?


故障前最後に撮影した写真、この後に昼寝をした
これが“遺作”にならないといいですが...


明日からしばらくセブを離れます。

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| つれづれ | 2005/05/03 11:59 PM | comments (0) | trackback (2) |
2005/05/02
日本ではGW、大型連休らしい。
が、こちらフィリピンでも3連休。

今日の休みは、先週の金曜日に突然決まったもの。
公式の慣行を続ける為、ならびに労働者に対して家族と共に過ごす時間をより与える為に、アロヨ大統領は5月2日の月曜日を全国的なノンワーキング・ホリデーと宣言した。

5月1日のメーデーが日曜日のため、その翌日の月曜日を振替休日したようだ。

それにしても、毎度毎度、突然宣言するなぁ。
まぁ、突然であっても、休日が増えるのは喜ばしいことなんだが、カレンダーを見れば5月1日が日曜日なんて簡単に把握できるのに、どうしてもっと早く決めることができないのだろうか。週末に、翌月曜日を休みにすると言われても、直前過ぎてなかなか予定が立てられない…。


「労働者に対して家族と共に過ごす時間をより与える為」の休日。
なんて素晴らしい国なんだ、フィリピンは!
昨日・今日はショッピングモールが大混雑でした。


今週オフィスに行くのは明日だけ...。

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| つれづれ | 2005/05/02 11:59 PM | comments (0) | trackback (1) |
2005/05/01
カオハガン島へ初上陸1の続き。




マクタン島を出て30分、カオハガン島に上陸。

第一印象は、思ったより小さい。
島の大きさは東京ドームとほぼ同じらしい。

ボートは、宿泊できるロッジの目の前に到着した。
驚いたことに、宿泊施設と現地の島民の家が隣接している。フィリピン(東南アジア全般)のいわゆる“リゾート”と呼ばれる所では、こうはいかない。ホテルの宿泊客と現地の人々は完全に隔離される形となってしまう。
しかし、ここでは宿泊客が島民と一緒に生活することになる。


左は宿泊できるシンプルなロッジ。ここで昼寝させてもらった。


母屋に行き、崎山克彦氏と初対面。
イメージ通りの素朴で優しそうな方だった。
本を読んでおり憧れの存在だっただけに、感動した。
そして、ここには日本人スタッフも常駐している。男性と女性のスタッフが一人ずつおり、特に女性スタッフの方がセブアノ語が堪能で驚いた。しかも、崎山氏を含め2人のスタッフもAnitaの生徒であり、現在も週に一度セブシティまで授業を受けに行っているらしい。そう、ここに集まった日本人5人はAnitaの生徒繋がりになるのだ。

挨拶を済ませ、島を散策。
崎山氏も一緒に来てくれ、色々な所を案内してくれた。
島民の収入源となるように始めたと言う手縫いのパッチワーク制りの現場を訪れ、あとは小学校・村長の家・教会など島の中を回った。最初はとても小さいと感じていたカオハガン島だが、島民と挨拶しながらゆっくり歩いていると1時間は掛かる。


島内の村の様子。自由に回って島民と触れ合える。


現在、カオハガン島には90家族400人ほどの島民がいる。
この島でオーナーである崎山氏は島民と対等に同じ目線で接しておられる。「共存」をモットーにしていると言っておられた。言葉では簡単だし、多くの苦労があったのだろうが、これを実現しているところに敬意を表する。


昼食は、宿泊客2名も加わりいただく。
シーフードのフィリピン料理で、とても美味。

午後は、泳ごうと思ったのだが、軽く一人で島を散策して、スタッフが用意してくれたロッジで昼寝をした。ロッジがビーチ沿いに建っており、心地よい風が吹き抜けるため、暑さは感じない。1時間半ほど昼寝をし、午後4時過ぎにカオハガン島を後にした。


潮が引いた時には100m以上も続くと言う砂州


カオハガン島へやってくる観光客のほとんどが、島のオーナーである崎山氏の本や雑誌を読んで島の存在を知り、その魅力に惹かれて訪問して来るらしい。大々的に宣伝しているわけでもなく、大手旅行会社では一切ツアーは扱っていないと言う。

“リゾート”気分を味わいたい人は、ここは適切ではない。
ここには十分な電気や水がないのだから…。
でも、この「何もない豊かな島」で日本ではまず味わえないようなことが経験できる。ゆっくり流れる時間と美しい自然の中で、現地の島民と交流し、のんびり過ごす。これほど贅沢な時間の過ごし方はないと思う。きっと、カオハガン島にやってきた日本人は、カオハガン島に懐かしさを感じ、疲れを癒し、鋭気を養って帰国して行くのだろう。


正直、自分の今の生活がかなりゆったりしているため、すぐにでもまたカオハガン島に行こうという気にはなれない。行く気になれば家から1時間半もあれば島に辿り着けてしまうため、それほどの有り難みは感じない。贅沢な話だが…。
でも、もし日本の忙しい生活に戻ったら、間違いなく永住したくなるだろう。


ちなみに、カオハガン島へのツアーは、 こちらで手配できるそうです。

【参考】
・『何もなくて豊かな島―南海の小島カオハガンに暮らす
・『カオハガンからの贈りもの
・『世界でいちばん住みたい島―風の島カオハガンに楽園を創る


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| トラベル | 2005/05/01 11:59 PM | comments (6) | trackback (0) |
2005/04/30
何もなくて豊かな島・カオハガン島。

ついに、行くチャンスが到来した。




先月のエントリ「著名人と同じスクール」にも書いたが、『何もなくて豊かな島―南海の小島カオハガンに暮らす』で有名なカオハガン島のオーナーである崎山克彦氏は、現在通っている英語のスクールの講師・Anitaの生徒でもある。

Anitaは以前からカオハガン島へ招待されているのだが、なかなか都合が付かず、ようやく行けるようになった。授業中の会話で、自分もカオハガン島に行きたいと何度も言っていたところ、一緒に参加しないかと誘ってくれた。

Anitaのもう一人の生徒で、ペンタックスで駐在員の方も含めて3人でカオハガン島へ行くことが決まった。

9時にAyalaで待ち合わせをし、タクシーでマクタン島のHadsan Beachに向かう。
ここからカオハガン島行きのバンカーボートが発着している。迎えのボートを待つこと15分、帰りの日本人女性を一人乗せてボートがやってきた。そこに我々3人と、事前にマクタン側で準備してあったと思われる食材や水を一緒に積んで出発。

意外にも小さいボートだった。
その分、スピードは速い。
波はそれほど高くなく、あまり揺れない(それでも濡れるが…)。

ボートの乗船時間は約30分。
いよいよカオハガン島が間近に迫ってきた!


バンカボートから見た楽園・カオハガン島


長くなりそうなので、続きは後ほど

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| トラベル | 2005/04/30 11:59 PM | comments (9) | trackback (0) |
2005/04/29
以前、日本の友人に「フィリピンの緯度はどのくらいなの?」と聞かれたことがある。


赤道直下ではないが、間違いなく南国
一体、どのくらいなんだろうと地図を取り出してみた。

セブシティ近辺の緯度は、北緯10度
セブシティより南に少し行くと、緯度は一桁に突入する。
今まで行ったことのあるネグロス島のドマゲッティや、シキホール島は北緯9度。
フィリピンの最南は北緯4度台。

ちなみに、フィリピンの最北は北緯21度。
鹿児島が北緯30度、青森が北緯40度、北海道が45度。


今住んでいる所、活動している場所が北緯10度から一桁台。
フィリピンの最南端から赤道までは、わずかな距離。

これまで特に考えもしなかったが、緯度という数字を意識してみると、赤道までかなり近いんだなと思った。そして、だからこんなに暑いのか・・・と、当たり前のことを、改めて実感した瞬間だった。

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| つれづれ | 2005/04/29 11:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
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