出張よさこい
2006/01/19
先週土曜日の「よさこいソーラン」本番の興奮がまだ冷めやらぬ中、何とまた「よさこいソーラン」を踊るかもしれない。
I隊員の任地であるボルホーンで、現地の人たちを観客によさこいリハーサルを行ったところ、かなり評判が良かったらしく、来週行われる町の大きなイベントで再度踊りを披露してくてないかという依頼があったらしい。そのイベントには、日本人・韓国人を含む多くの外国人が含まれる。JICAにレターも書くし、宿泊場所も無料で確保してくれるとのこと。 本番が終わった直後に、せっかくビサヤ地域の隊員が中心でこのようなプロジェクトを発足し成功させたのだから、今後も継続的に「よさこいソーラン」を踊れたらいいな、と話していた。各隊員の任地で現地のフィリピン人に“よさこいソーラン”を披露したい、代々続く後輩隊員達に継承しこのプロジェクトを繋げていきたい、と語っていたところだ。 個人的にも、あんなに練習したのだから、たった1回で終わってしまうのはもったいない。帰国前にもう一度皆で踊りたいなぁと思っていのだが、こんなに早く実現するとは驚きだ。 ただ、人によってはモチベーションが低下している可能性もあるし、急なことで参加できない人もいると思うので、よく皆で検討し回答を出すということになった。 どうなるか、“出張よさこいソーラン”! 【関連エントリ】 ●よさこいP 始動 ●日比友好祭 打合せ ●よさこい練習会 ●3回目の練習会 ●マニラ滞在終了 ●よさこい最終練習会 ●日比友好祭ポスター ●よさこいリハーサル ●よさこいソーラン本番 |
PCがほぼ復活
2006/01/17
まずは、PCの故障に際してアドバイスをくれた方、ありがとうございました。
自身のラップトップが使えない間、本当に不便な思いをしましたが、何とか復旧とまでは言えないまでも使える状態になりました。 事の発端は以前のエントリでも書いた通り、突然見たこともないエラーが表示され、BIOSのメモリチェックの後にOSが立ち上がらなくなった。 表示されたエラーメッセージ この時点で想定されることは; 1.HDDのクラッシュ 2.マザーボードの故障 である。 「1: HDDのクラッシュ」の場合、データは全て失われるが、ハードディスクを交換さえすれば復旧する。ちなみに、12月の上旬に必要なデータ全てのバックアップはとっていた。「2: マザーボードの故障」の場合、データ消失の恐れはないが、ノートPCのマザーボードをここフィリピンで修理できる可能性は極めて少ない。 一ヶ月分のデータは諦め、再度自身のノートPCが使える“事象1”を期待していた。 BIOS セットアップ画面では以下のように表示される。 「Buit-in HDD = No Drive」 つまり、ハードディスクを認識していない。 ここで、“Knopix”と“Ubuntu”のCDブートによるLinuxで起動を試してみる。 すると、両方とも起動するではないか。 CDブートで起動するということは、マザーボードに原因はない。これは、明らかにハードディスクの問題だろうと判断できる。 でも、もしかしかたらケーブル等の配線の問題かもしれないと思い、保証対象外になることは承知でノートPCを分解してみた。キーボードを外し、ケーブルを外し、マザーボードを外し、全部で30個近いネジを取ってみる。もうこれ以上分解できないと思うくらい分解してみた。見るも無様なノートPC。これが原因で本当に再起不能になるかもしれないと思ったが、既に後の祭り。 マザーボードに故障がないことを確認し、ハードディスクを一度抜き去り再び付け、ノートPCを組み立てる。この分解して組み立てる作業がとてもスリリングで楽しい。そして起動してみると・・・症状は同じ。 ここで、初めてハードディスクがクラッシュしたんだと諦めた。 バックアップをとった翌日の12月2日から1月4日までの一カ月分のデータが喪失したことになる。写真はメディアに保存されていたモノもあったのでそれほど被害はなかったが、メールは復旧の余地なし。 ショッピングモールのPCショップに行き、ノートPC用の2.5インチのHDDを探し回った。数件目で運良くTOSHIBAのHDDをP4,200で見つけた。思っていたより高くはなかった。 家に帰り、再びノートPCを分解し、ハードディスクを交換。 見事に作動。 Windows XPを最初からインストールし直し、アプリケーションやバックアップ35GB分のデータを新しいハードディスクに入れる。 そして、何とか家でパソコンが使えるようになりました。 突然起きたことでびっくりしたが、被害が最小限(失ったデータが1ヶ月間のみ)に済んだのも定期的にバックアップをとっていたおかげだと思う。もし、これがフィリピンに来てからデータのバックアップをとっておらず、全ての写真やファイルが消失してしまったら立ち直れなかっただろう。 これを読んだ方々。 今すぐにでもバックアップをとってみてください。 ハードディスクは消耗品です。 今、ここでバックアップをとって、救われる日が絶対に来るはずです! 【関連エントリ】 ●PC死亡か ●PC最悪な状況か ●無PCの生活 |
シヌログ休暇
2006/01/16
Sinulog(シヌログ)の翌日。
今日はセブの企業や省庁は、シヌログ休暇となる。 当然、うちの配属先も休み。 祭り中は思いっきり楽しみ、祭りの後はゆっくり休む。 昼にまだホテルに残っている隊員がいるので、ホテルに顔を出した。 そして、レイテのS隊員とマニラのT隊員とAyalaでランチをとる。 土曜日には過去にない18名もの隊員がセブに集結したが、今日ほとんどの隊員がそれぞれに任地に帰っていく(マニラで行われる隊員総会以外で、これほどの人数が揃うことはないだろう)。一人残されてしまった...。特に木曜日のボルホーンツアーからずっと皆と行動していたため、普段は全く感じることはないが、ちょっとセンチメンタルになってしまいました。 |
Sinulog
2006/01/15
1月第3日曜日。
今日は、セブ最大の祭り・Sinulog(シヌログ)が開催され、世界中から観光客が集まると言われている。サント・ニーニョ(幼きイエス・キリスト)像を祭るこのイベント中は、交通規制が行われ、セブシティの中心地は人でごった返す。 去年のSinulogは配属先の同僚達と朝から観賞したが、今年は昨日の「よさこいソーラン」披露のためにセブに多数集まっている隊員達と観賞。 昨日の疲れもあり、集合を昼の12時とした。その後にゆっくり昼食をとり、Sinulogが観賞できる会場に着いたのは14時頃。それでも、10人以上での団体行動のため、大混雑の中はぐれる者が続出した。 去年と同じく、炎天下の中のSinulog鑑賞となった。 人込みの中に立っているだけでもフラフラになる。Sinulogに参加しているダンサー達は、見るからに暑そうな衣装を着て、移動しながら10時間近く踊り続けなければならない。すごいパワーだ。 何だか、ただ見ているだけなのに疲れる。 今年は、あまり集中して観賞はしなかった。 休憩所でジュースを飲んだり、昼寝をしている時間が多かったな。 夜は花火。 去年ほどの迫力はなかったが、それでもフィリピンでは普段見られない花火の連続だった。Ayala近くのカフェでビールを飲みながら花火観賞を楽しんだ。 その後は、我が家で2次会。 大したおもてなしはできなかったが、約10人が訪問してくれた。 呑んで、話して、深夜2時頃まで楽しい時間を過ごしました。 |
よさこいソーラン本番
2006/01/14
「よさこいソーラン」当日。
2006年は、国交正常化50周年を記念した日比友好年になっている。 この日比友好年記念事業がマニラだけでなくセブでも実施されることになった。これに和太鼓集団「倭(YAMATO)」(フィリピンのツアーについてはコチラ)というプロのグループがコンサートを開催する。その前座として、現役のフィリピン協力隊員の有志が「よさこいソーラン」を披露することになった。 この日のために、踊り子と裏方で合計18名を集め、主要メンバーで運営委員会を設置したのが約3ヶ月前。その間、(一応)リーダーとして動いてきたつもりだ。皆に頼ってばかりだったけれど...。 踊りの練習を幾度となく繰り返し、鳴子を日本から取り寄せ、法被・鉢巻を日本大使館から拝借し、セブ領事館とのミーティングも行ってきた。本来の活動そっちのけで取り組んでいたことも、今日で終わってしまう。 けっこうサマになってる!(2階から撮影して頂いた方、画像を使わせていただきました) とても長いので、続きを読みたい方は下をクリックしてください。 続きを読む >>> |