スミロン島
2006/01/13
ボルホーンでのリハーサルを終え、今日はセブ島南部に位置するSumilon Island(スミロン島)へお遊び企画。何人かの隊員は都合で参加できなかったが、それでも10人以上の大人数でスミロン島へ行くことになった。
スミロン島にはリゾートホテルがあり、そこで昼食をとることができるのだが、値が張るため、ボルホーンのマーケットで買い出し。おかずやパンを調達し、地元のI隊員の交渉によりバスより安い値段でジプニーを貸し切り、ボルホーンより一つ南の町・Oslob(オスロブ)へ向かった。 セブ島から見たスミロン島 セブ島のオスロブからスミロン島までは、バンカボートで約20分。 島に近づくと、青い透き通った海が一面広がっている。 スミロン島の入り口 島の反対側にまわり、そこでスノーケリングを開始した。 11月以来の久々にやるスノーケリング。さすが、ダイビングスポットとして有名なだけあり、珊瑚や魚の種類が豊富である。ある隊員はホワイトチップの子供を見たとか...。 波がけっこう高く、すぐに浜へ上がってしまった。 でも、1時間近くもずっと海面に浮いて戻ってこない人もいる。特に、マニラやビサヤ地域以外の任地から来た隊員が長く出てこなかったなぁ。セブに長い間いると、こんなに美しい海でも感動が薄れてしまうんだろうな。 午後2時半頃までのんびり過ごし、スミロン島を去った。 ほとんどの人は明日までボルホーンに滞在するのだが、自分は明日の準備があるため、今日セブに戻ることにしていた。バスを乗り継ぎ、7時半にセブシティ到着。 その後、セブに戻った4人で焼肉「韓陽苑」へ。 10ヶ月振りの韓陽苑で、フィリピン一美味しいと言われる焼肉を堪能。 普段滅多に来れる所ではないから、一つ一つの肉に感動してしまう。でも、値段を見ると・・・肉が5切れでP400以上するなんて、あまりもの高さにちょっと申し訳なくなってしまう...。 でも、これ、実は、U隊員のおごり。 そんなつもりで来たのではないですが、本当にご馳走様でした。 いつかお返ししますね。 さて、明日は「よさこいソーラン」本番。 |
よさこいリハーサル
2006/01/12
「よさこいソーラン」本番まで、あと2日。
今日は、セブ島南部のBoljoon(ボルホーン)に赴任しているI隊員の誕生日。この誕生日パーティーの中で、任地のフィリピン人達によさこいソーランを披露する計画を立てていた。つまり、今日は本番直前のリハーサルということになる。 セブシティからバスで約3時間の小さな町・ボルホーン。 ドゥマゲッティの帰りに何度かバスで通過したことはあったが、実際に訪れるのは初めて。リハーサルの日ではあるが、ちょっとした旅行気分でボルホーンに向かった。 宿泊場所は、I隊員が手配してくれたClub FORTMEDというリゾート。 今回は踊り子15人全員を含む17人の隊員がここに集合。14時頃から続々と隊員が集まり始め た。普通の平日に、各地からこれだけの人数が集まれるのも隊員ならではだろうと思う。 リゾートの様子 暑い中、今夜のリハーサルに向けた最終チェックを行う。 踊り子全員が集まるのは先月のマニラ滞在中以来なので皆に不安があったと思う。踊りだけではなく入退場やスピーチの練習もし、何とか形になったところで着替えとメイクを行った。 黒の上下に法被を着て、鉢巻とメイクを合わせる。 特に、女性陣の仕上がりが本当にかっこいい。髪型もメイクも全く同じなので、誰が誰だか分からなくなったけれど...。それにしても、15人が同じ格好になるとなかなか怪しい集団に見える。 そして、夕方6時半にパーティーが開始。 I隊員の任地の友人や同僚30〜40名が注目する中、「よさこいソーラン」を披露した。最初の振り付けのところで“うォー!”という歓声があがる。してやったり。狭い会場かつ屋根があったため、掛け声がとても響き迫力が増す。フィリピンで普段目にするダンスとは種類が異なるため、とても新鮮に映るのだろう。反応は良かったと思う。 リハーサルとしては成功と言って良いだろう。 緊張感を持って、最初の入場から最後のスピーチまでを通すことができた。何をしたら観客が喜び盛り上がるか、それを確認する意味でもリハーサルがあって良かった。こんな場を設けてくれたI隊員に感謝です。 その後、会場でも、ホテルに戻った後もけっこう呑みました。 踊りの前に記念撮影 【関連エントリ】 ●よさこいP 始動 ●日比友好祭 打合せ ●よさこい練習会 ●3回目の練習会 ●マニラ滞在終了 ●よさこい最終練習会 ●日比友好祭ポスター |
友人の結婚式
2006/01/10
前回・前々回に続いて3度目の結婚式に出席した。
多分、これで最後だろうな。 友人IvanとMichelleの結婚式。 新郎新婦共に面識があると言うか、普段からよく遊んでいる二人だ。 新郎のIvanは25歳、セブのInfoWeaponsという企業のエンジニアで仕事の関係で出会った。新婦のMichelleも25歳、日本の立命館アジア太平洋大学に2年間留学した経験があり、日本語がそれなりに使えて大分県の地理に詳しい。 初めてIvanにMichelleを紹介された時から、こっちが引いてしまう程ラブラブだった。Michelleが昨年、半年間アメリカに行ってからあまり会うことはなかったが、それまではカラオケやバーに行ったりと仲良くしてもらっていた。そんな二人が自分の任期中に結婚することになるとは嬉しい限りである。 結婚式はRedemptorist Church、その後のパーティーはCafe Lagunaで行われた。 平日ということもあり家族・親類と少しの友人と小規模のパーティー。パーティーでは、いきなりスピーチを頼まれ呆然。日本でも結婚式でスピーチの経験などないのに、皆の前に立たされ英語でお祝いの言葉を述べるなんて...。突然の事態に頭が真っ白になったが、何とか知っているお祝いのフレーズを並べ、切り抜けることができた。 かなり緊張しました。 既に二人で新生活を始めている。 子供は5人は欲しいと言っているが、果たして本当か。 Ivan、Michelle、結婚おめでとう! お幸せに!! 自分の結婚式に二人を招待するという約束は忘れてください。 |
訓練開始から2年
2006/01/08
1月8日。
ちょうど2年前の2004年1月8日、平成15年度3次隊・青年海外協力隊候補生の79日間に及ぶ派遣前訓練が二本松訓練所(NTC)で開始された日だ。80%の期待と20%の不安を抱いて、埼玉から銀世界の福島県は二本松に降り立ったものだ。 あれから、もう2年か。 遠い遠い過去のことにように感じる。 2年前の訓練日記を一部読み返してみたが、本当に懐かしい。 あの訓練所で過ごした79日間が夢だったのではないかと思う時もある。 あの時思い描いていた今の隊員の生活・活動とはかなりギャップがあるな、と思う。 今は、平成17年度3次隊が訓練中である。 そして、この訓練に友人のコータが参加している。 コータは大学のサークルの後輩で、社会人になってからはお互いの共通の趣味であるツーリングで北海道・東北・九州などを一緒に旅を共有した。彼はいわきにいたのだが、それでも頻繁に会い、よく一緒にべろべろになるまで呑んだものだ。 協力隊に参加してからは、去年の3月にセブを訪問してくれたり、メールを出し合っていた。そして、この途上国フィリピンへの訪問が発端となり、彼は協力隊への参加を決意する。思い立ってからの行動開始が実に早かった。 そして、見事合格。 理数科教師としてタンザニア連合共和国に派遣されることになった。 平成17年度3次隊であるコータは、平成15年度3次隊の帰国前に日本から任国へ旅立ってしまうため、日本では合計4年も会えないことにある。いまだに、彼が今現在、あの訓練所で訓練生活をしていることが想像できない。 コータから送れてきたNTCの写真、雪積もってる! そして、半強制的にブログを開始させた。 ●「Wanna be a Tanzanian !!」 マメな方ではないので、なかなか更新されないだろうが、コータの感じたことがコータの視点や言葉で語られることだろう。訓練の様子・タンザニアでの活動の様子がこのブログに公開されることを楽しみにしている。 時間のある方は、見てやってください。 自分の活動はうまくいっているのか良く分からないし、成果も思っていた以上のモノは残せないが、自分の影響でこうやって国際協力に関心を持ち、さらに協力隊に参加してくれる人がいる。また、自分がフィリピンにいることにより、この国に興味を持ってくれる人もいる。 勿論これが本来の目的ではないが、このような影響を及ぼすだけでも協力隊に参加した甲斐があったのかなと思う。 |
日比友好祭ポスター
2006/01/07
日比友好年記念事業の「よさこいソーラン」披露まで残すところ1週間となった。
領事や日本人商工会理事との打ち合わせを終え、後は本番を待つのみ。 その前に、木曜日の夜にI隊員の任地でリハーサルを行う。踊り子全員が集まることになり、I隊員の誕生日パーティーでフィリピンに披露する。このリハーサルで、どの程度仕上がっているのかが分かる。 そして、本日、ついにAyala Centerで日比友好祭のポスターを発見! 拡大してみると・・・ おぉ、「Japan Overseas Cooperation Volunteers」と入っている。 「青年海外協力隊」の名が大きく載るのは気持ちが良いモノだ。 何かいよいよという気がしてきた。 当イベントのメインではないものの、徐々に緊張してきた。 【関連エントリ】 ●よさこいP 始動 ●日比友好祭 打合せ ●よさこい練習会 ●3回目の練習会 ●マニラ滞在終了 ●よさこい最終練習会 |